[サマリー]
・経営理念の設定→経営ビジョンの設定→戦略策定に向けた現状分析を行った上で、経営戦略策定のステップに移る
・学校法人の経営戦略は、一般企業と比べて策定に特徴がある
ここまで、学校法人や塾・教育業界企業について経営理念、経営ビジョン、戦略策定に向けた分析について説明しました。
ここでもう一度、経営理念を最上流とした経営活動の概念図を確認します。
学校や塾における経営戦略策定の重要性
経営活動の概念図(おさらい)
重要なのでもう一度ここまでの手順について確認すると、経営理念の設定→経営ビジョンの設定→戦略策定に向けた現状分析 という流れです。
この手順を踏んだ上で、いよいよ経営戦略の策定に移ります。
(いきなり経営戦略を策定しよう!というのは失敗します。詳しくはこちらの記事をご覧ください)
ではどのように経営戦略を策定するかですが、経営戦略にも代表的な考え方や、フレームワークが存在します。一通りそれらについて検討することによって、ヌケやモレのない大きな視野・多面的な経営戦略策定が可能となります。
経営戦略策定の考え方・ツール
では、代表的な経営戦略策定のツール・考え方について以下に示します。
①成長ベクトル論
②PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)
③PLC(プロダクトライフサイクル)
④差別化戦略(ポーターの差別化戦略、差別化のパターン)
⑤競争地位別戦略
⑥ランチェスター戦略
⑦ドミナント戦略
⑧STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)
おおまかに、このような8点が挙げられます。
学校で考えると、②のPPMは適用が難しかったり、⑤の競争地位別戦略はぜひ参考にしてほしかったりと、特徴が分かれます。これについても、それぞれの説明のページで触れたいと思います。
では次回から、経営戦略策定のツール・考え方について順番に説明していきます。
[まとめ]
・経営理念の設定→経営ビジョンの設定→戦略策定に向けた現状分析を行った上で、経営戦略策定のステップに移る
・学校法人の経営戦略は、一般企業と比べて策定に特徴がある
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「木村税理士・行政書士事務所」