[サマリー]
・フレームワークとは、物事を分解するための切り口や枠組みのことである
・分解にはMECEの視点が取り入れられており、フレームワークの活用によありヌケやダブリのない切り口での検討ができる




このブログでは今まで「フレームワーク」という言葉を多用してきました。
そのたびに簡単な説明しかしてこなかったので、この機会にフレームワークについてしっかりと説明したいと思います。

経営分析の思考法:フレームワークとは

フレームワークとは

フレームワークとは、物事を分解するための切り口や枠組みのことを言います。
例えば、当ブログでは以前、経営分析のフレームワークとして「SWOT分析」や「3C分析」、マーケティングミックスのフレームワークとして「4P」などを説明してきました。これらは、経営やマーケティングというものを分解するための切り口だったということになります。

では、以前紹介したフレームワークを確認してみましょう。



フレームワークの具体例


3C分析 「自社、競合、顧客」
経営資源分析 「ヒト、モノ、カネ、情報」
5フォース分析 「売り手、買い手、競合、代替品の脅威、新規参入」
VRIO分析 「経済価値、希少性、模倣困難性、組織」
SWOT分析 「強み、弱み、機会、脅威」
マーケティングミックスの4P 「商品、価格、販路、プロモーション」



このようなフレームワークを、当ブログでは紹介して参りました。

例えば3C分析ですが、これは「自社」「競合」「顧客」で切り分ける経営分析の手法です。切り分ける順番として、ロジックツリーのように要素で考えていくならば、

・まず、会社の「内」と「外」という視点から「自社」と「外部」に分類
・「外部」について、「競合」と「顧客」に分解

というような思考プロセスですね。つまり、

MECEの視点から切り分けられている


のです。SWOT分析なども特に、このMECEの視点が活用されていることが分かるかと思います。
逆に、経営資源分析やVRIO分析については、「本当にMECEなのか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。事実、経営資源分析は「ヒト、モノ、カネ」の3要素で分けるような時もあり、情報はモノに含まれるのかなど様々な疑問があるところです。

したがって、これらの経営分析のフレームワークについてはMECEの視点が取り入れられているものの、完全なMECEとして切り分けられているとはいえないということになりますね。
しかしながら、こういったフレームワークを知っていると、それに当てはめて考えることができるので非常に強力です。知らないで考えるのに比べ、圧倒的にヌケやダブリがないです。



以上、経営分析などの思考法であるフレームワークについて、例を挙げながら説明しました。
MECEやフレームワークというのは我々コンサルタントの仕事には欠かせないものであるのはもちろん、経営者や管理職の方にもぜひ知ってもらいたい概念ですので、覚えて頂ければと思います。



[まとめ]
・フレームワークとは、物事を分解するための切り口や枠組みのことである
・分解にはMECEの視点が取り入れられており、フレームワークの活用によありヌケやダブリのない切り口での検討ができる


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